primed
書籍詳細

21世紀プライマリケア序説
本の購入
【21世紀プライマリ・ケア序説】

著者 伴 信太郎 
名古屋大学医学部附属病院総合診療部・教授
キーワード
 判型  A5  ・プライマリ・ケア
・家庭医療
・総合診療
・医学教育
・臨床能力
・地域医療
頁数 123ページ
定価
1,995円(税込)
ISBN 4-938866-17-X
本書の概要

  近年,プライマリ・ケアに対する関心が高くなっている。健康問題を扱う最前線にいるプライマリ・ケア医の役割は多様で,かつ地域住民にもっとも近接しているため,その役目は重要である。にもかかわらず,日本の医学教育ではプライマリ・ケアの教育がほとんどなされていないのが現状である。そのため,医療の世界においてもプライマリ・ケアが正しく理解されていない。これはプライマリ・ケアに求められる臨床能力とは何かという問題の本質が理解されていないことによる。  本書では,この問題について考察を進め,今の医学教育で欠けているプライマリ・ケア教育のための理論的裏打ちを試みたものである。


内容

【序.プライマリ・ケア医−誇らしい存在のはずが】

【1.プライマリ・ケアの特徴】
プライマリ・ケアの定義/プライマリ・ケアと高次医療/世界のプライマリ・ケア教育の動向と日本で求められているもの/プライマリ・ケアと救急医療/プライマリ・ケア能力と基本的臨床能力/分化と総合

【2.臨床能力とは】
臨床能力とは/臨床能力マトリックス/今日の医学生が身につけている臨床能力/意識のおき方

【3.臨床能力と臨床行為】
臨床行為/臨床行為に影響する諸要素/病院の勤務医が陥りやすい錯覚/個人と場

【4.知識】
プライマリ・ケア(医)に求められる知識/プライマリ・ケア医に求められる頭痛の知識/臨床疫学−プライマリ・ケアに必須な知識/問題志向の知識

【5.情報収集能力−医療面接法】
医療面接の役割/よい医療面接が生む効果/プライマリ・ケア医と医療面接/医療面接の進め方とおのおのの段階でのポイント/医師のモデル・イメージ/根幹の臨床能力

【6.情報収集能力−身体診察法】
「基本的臨床能力」としての診察法−基本的身体診察法/プライマリ・ケア医に求められるプラスαの診察法/今,身体診察を

【7.情報収集能力−検査法】
プライマリ・ケア医はどのような検査を必要と考えているか/プライマリ・ケア医にとっての必要性という観点/検査データの読み方の基本/検査能力の修得

【8.総合的判断力−論理的判断力】
仮説の設定 hypothesis generation/ヒューリスティック heuristic/仮説の修正 hypothesis refinement/仮説の検証 hypothesis verification/疾患のメリハリ

【9.総合的判断力−心理・社会的側面への配慮】
プライマリ・ケアにおける心理・社会的問題/日本における心理・社会的側面へのアプローチの問題点/行動医学−心理・社会的問題への体系的アプローチ/社会的環境としての家族/健康問題のブラック・ボックス


【10.総合的判断力−倫理的側面への配慮】
基本的臨床能力としての倫理的判断能力/プライマリ・ケア医に求められる臨床能力としての倫理的判断能力/プライマリ・ケアと臨床倫理/プライマリ・ケアの視点

【11.技能】
テクニカル・スキル/コミュニケーション・スキル/その他のスキル/技能の統合 【12.態度−診察に関する態度】 プライマリ・ケア専門医に求められる診察態度/総合と態度

【13.態度−教育に関する態度】
教育とは/教育/学習のプロセス/臨床医に求められる教育的役割/臨床における教育/学習のポイント/生涯教育/教育的かかわり

【14.態度−研究に関する態度】
プライマリ・ケア医に求められる研究に関する態度とは/プライマリ・ケアにおける研究の現状/研究に果たす大学の総合診療部門の役割/なぜプライマリ・ケア研究が必要となってきたか/プライマリ・ケアでの真理

【15.プライマリ・ケアのめざすもの】
“総合する専門医(ジェネラリスト)”をめぐる誤解/プライマリ・ケアの発展のためにすべきこと/これから

【終.プライマリ・ケアの典型的症例から】

Top




mail
株式会社 プリメド社

〒532-0003 大阪市淀川区宮原4−4−63
TEL.06-6393-7727 / FAX.06-6393-7786
E-mail はこちらまで
Copyright PRIMED SHA co.,ltd. 1998-2001