【序.プライマリ・ケア医−誇らしい存在のはずが】
【1.プライマリ・ケアの特徴】
プライマリ・ケアの定義/プライマリ・ケアと高次医療/世界のプライマリ・ケア教育の動向と日本で求められているもの/プライマリ・ケアと救急医療/プライマリ・ケア能力と基本的臨床能力/分化と総合
【2.臨床能力とは】
臨床能力とは/臨床能力マトリックス/今日の医学生が身につけている臨床能力/意識のおき方
【3.臨床能力と臨床行為】
臨床行為/臨床行為に影響する諸要素/病院の勤務医が陥りやすい錯覚/個人と場
【4.知識】
プライマリ・ケア(医)に求められる知識/プライマリ・ケア医に求められる頭痛の知識/臨床疫学−プライマリ・ケアに必須な知識/問題志向の知識
【5.情報収集能力−医療面接法】
医療面接の役割/よい医療面接が生む効果/プライマリ・ケア医と医療面接/医療面接の進め方とおのおのの段階でのポイント/医師のモデル・イメージ/根幹の臨床能力
【6.情報収集能力−身体診察法】
「基本的臨床能力」としての診察法−基本的身体診察法/プライマリ・ケア医に求められるプラスαの診察法/今,身体診察を
【7.情報収集能力−検査法】
プライマリ・ケア医はどのような検査を必要と考えているか/プライマリ・ケア医にとっての必要性という観点/検査データの読み方の基本/検査能力の修得
【8.総合的判断力−論理的判断力】
仮説の設定 hypothesis generation/ヒューリスティック heuristic/仮説の修正 hypothesis refinement/仮説の検証
hypothesis verification/疾患のメリハリ
【9.総合的判断力−心理・社会的側面への配慮】
プライマリ・ケアにおける心理・社会的問題/日本における心理・社会的側面へのアプローチの問題点/行動医学−心理・社会的問題への体系的アプローチ/社会的環境としての家族/健康問題のブラック・ボックス
【10.総合的判断力−倫理的側面への配慮】
基本的臨床能力としての倫理的判断能力/プライマリ・ケア医に求められる臨床能力としての倫理的判断能力/プライマリ・ケアと臨床倫理/プライマリ・ケアの視点
【11.技能】
テクニカル・スキル/コミュニケーション・スキル/その他のスキル/技能の統合 【12.態度−診察に関する態度】 プライマリ・ケア専門医に求められる診察態度/総合と態度
【13.態度−教育に関する態度】
教育とは/教育/学習のプロセス/臨床医に求められる教育的役割/臨床における教育/学習のポイント/生涯教育/教育的かかわり
【14.態度−研究に関する態度】
プライマリ・ケア医に求められる研究に関する態度とは/プライマリ・ケアにおける研究の現状/研究に果たす大学の総合診療部門の役割/なぜプライマリ・ケア研究が必要となってきたか/プライマリ・ケアでの真理
【15.プライマリ・ケアのめざすもの】
“総合する専門医(ジェネラリスト)”をめぐる誤解/プライマリ・ケアの発展のためにすべきこと/これから
【終.プライマリ・ケアの典型的症例から】