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【研修医をひきつける病院づくり−市立堺病院が工夫してきたこと】

編集 川島篤志
キーワード
執筆 市立堺病院第一診療局 ・臨床研修
・医学教育
・市中病院
・指導医
・病院管理
ISBN 978-4-938866-40-2
 判型  B5
頁数 173ページ 
定価
3,780円(税込)
本書の概要

◎医師を育てる文化こそが病院を活性化する
 きちんと教育された研修医は病院の戦力となり,スタッフの負担が軽減する。病院の医師不足解消には,まず研修医に来てもらうことが重要である。本書は,研修医に人気No.1の市立堺病院が工夫を重ねてきた研修システムを公開したものである。



内容

■市中病院が臨床研修を取り入れる理由

《研修プログラムづくり》

■日常業務に負担のかからない研修プログラムを用意する

《学生への働きかけ》
■病院の存在や研修プログラムを広く知ってもらう
■多くの志望者に見学に来てもらう
■学生のクリニカルクラークシップを受け入れる
■入職前から病院に愛着をもってもらう

《効果を高めるオリエンテーション》
■病院をあげてオリエンテーションに取り組む
■最初に医師・社会人としての心構えを伝える
■知っておくべき各科共通の基礎知識を教える
■所定の基準まで2週間で鍛えあげる
■他職種の業務を体験させかかわりを深めてもらう

《配慮すべき安全管理》
■研修医の失敗を予防する
■適正な受け持ち患者数やその対象を考える
■研修医としてできる範囲・できない範囲を明確にしておく
■休日出勤する研修医をサポートする

《身につけさせたい基礎的臨床能力》
■身体診察がしっかりできる
■症例プレゼンテーションがこなせる
■誰が見てもわかりやすいカルテ記載ができる

《ベッドサイドを重視した教育》
■一般回診を教育の場にする
■教育のための回診を行う
■屋根瓦方式によるチームでフォローする

《カンファレンスを重視した教育》
■多くのカンファレンスに研修医を参加させる
■スタッフを含めた全内科合同のカンファレンスに参加させる
■研修医同士が毎日知識を交換し合う場を設ける

《自院の特徴を打ち出した教育》
■自院の得意領域の研修に力を入れる
■自院でしか修得できないスキルを教える
■自院の得意領域のために勉強会を開く

《学ぶべきことが多い救急教育》
■救急外来の研修を安全で教育的なシステムにする
■救急の症例を研修医全員で共有させる
■プレホスピタルケアを体験させる

《研修医へのさまざまなサポート》
■研修医の肉体・精神的負担をケアする
■休暇をとれるように配慮する
■衣食住についてアドバイスする
■研修医同士の親睦をサポートする
■市中病院なりに図書を充実する

《研修意欲を高めるための環境づくり》
■学会や雑誌に積極的に発表させる
■院内で研修医の発表会を開く
■院外講師を招聘し刺激を得る
■院外の勉強会への参加を奨励する
■2年目に向けて指導的できる立場に鍛える

《院内の戦力に育てる後期研修》
■“優秀な”後期研修医の候補生の受け入れをめざす
■後期研修医のチームワークのためにまとめ役をつくる
■外来研修に取り組む
■救急での緊急処置に後期研修医を組み込む
■他施設での短期研修でさらに成長させる

《研修終了へ向けてのまとめ》
■無理のない評価を行う
■研修修了を病院の行事として盛りあげる

《指導医のバックアップ》
■指導医の負担を軽減しモチベーションを高める

《市立堺病院と臨床研修》
■市立堺病院総合内科の成り立ち
■臨床研修について考えること
■時代を超えて息づく「堺病院スピリット」

《付録》
◎身体所見の小テスト
◎感染症の小テスト

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