プリメド社

読者の声

2040年に向けて医療はこうなる!-ダウンサイジング時代の医療経営NAVI

読者の声

■本書全体の印象について

✐過去の制度改革の背景と、データに対する筆者独自の切り口があって面白くわかりやすいので参考になりました。今後の動向を読み解くのに定評がある著者がさりげなく将来を示唆している点が気に入っています。(製薬企業・勤務)

✐いつ、ルール(制度)が変わったのか、その背景には何があって同時に何も変わったかが確認できました。(医療法人経営企画室)

✐読み始めたころは「エピソード〇」としている意味が解らなかったが、読み進めていくうちに物語形式になっていることがじわじわと分かった。Webセミナーで筆者の講演を聞いた後で読み返すと、頷くことが何度もあった。(医療法人・診療支援部長)

✐他院の院長からすすめられて読んだ。今まで聞いていた医療制度の用語がどのように繋がっているかが理解できた。難しいジグソーパズルが解けたように思える。(中小病院・院長)

✐1項目が見開きあるいは単ページ・二色刷りの構成でとても見易いし、レビューされていますので、領域ごとに参考にできます。(医療法人副本部長・医師)

✐医療制度は大きい川の流れです。これからの医療介護は、2040年に向けてどう動いていったら良いか、という大きな流れをまとめられています。常々すずたけも、厚生労働行政・保険制度は大きい川の流れであり、それに逆らい逆向きに漕いでも船が前に進まず苦労するだけなので、その川の流れに乗り、行きたい方向を定めるべきだ、と語っていましたので共感するご本でした。(株式会社MMP代表取締役/認定登録医業経営コンサルタント 鈴木竹仁氏)

✐各種制度の基本から応用まで分かりやすく網羅しており、データも豊富です。1項目ずつ著者の解説動画を撮影して販売したいくらいだと思いました。(木村情報技術株式会社コンサナリストⓇ 川越 満氏)

✐医師事務作業補助者についても書いてくださっています。 この本は読むのはもちろん楽しいですが、辞典のようにも使えます。わからないことをいきなりネットで調べると情報ありすぎてどれ読んでいいかわからないときがあるので、まずこの本を読んでから検索。あらゆる職種の管理職の皆様に役立つと思います。図表がたくさんで見やすいので、若手の皆様にもオススメです。(NPO法人日本医師事務作業補助研究会・理事長 矢口智子氏)

■本書の中で印象に残ったテーマについて

✐医療経営を取り巻く環境やシステムについての概略を知ることができた。少子高齢化の進行は深刻であり、その進行により医療経営の環境はますます厳しくなることがデータを用いた解説でこれまで以上に実感できた。厚生労働省の組織体制や政策の決定の過程についての情報はこれまで知識が少なかった分野であったため有用な情報となるとともに、その動向を注視することが必要と感じられた。(赤十字病院・部長医師)

✐単に医療政策の解説だけでなく、それを論ずる厚生労働省の部局の仕組み、厚労省以外も含めた関連審議会等の場の仕組みも紹介している本は見たことが無い。これまで医療政策を策定している側についてなど考えたことがなく、初めて全体像を知ることができたことは☆☆☆。(公的病院・統括部長)

✐現在の厚生労働省や関連審議会等の医療政策を策定している部門の構成について考えたことがなく、初めて全体像を見ることができた。(国立病院・診療部長)

✐医療保険制度、厚労省他中央官庁の仕組み、今後取り組むべき働き方改革などを系統的に学習できた。いままで、つまみ食いであった内容が、もとめられ辞書的にまたバイブル的に使用できるものです。(公立病院・院長)

✐医療全体の今後の方向性に関するオーバービューで、知識の整理に役立ちました。地域医療の問題や働き方改革など、今後の主要な方向性が再確認できました。(大学病院・副院長)

■本書の活用について

✐講演など背景となる数や統計の参考に利用させていただきます。大作ですね。ちょっとした講演など準備していると背景となる数や統計を参考にしたくなることがよくあります。ググるとたくさんでてきてかえって不便。そんな時に利用させていただきます。(内科クリニック・院長 U先生)

✐看護師も幅広くマネジメントを理解しないといけない時代です。うちでは、看護師の研修のテキスト用にと購入しました。看護師も幅広くマネジメントを理解していないといけない時代になってきましたので。DPCという包括制度では、診療現場も事務もひとつのチームですね。病棟の実労働数は、看護師長から情報がなければ事務のほうでは把握できませんし、看護師も保険者が求める施設基準に合致するということがどういうことか、診療報酬改定には、どんな理由があるのかを、チームとして理解しておく必要があると思っています。看護師がこれらのベースを理解するのに、この本はとってもわかりやすいと思いました。これまでにも、診療報酬改定のときに看護師にも研修をしてきました。仲野さんには、その講師をお願いしたこともあります。そのときのお話がわかりやかったので、この本もきっとわかりやすいだろうなと思った理由もあります。インターネットで情報が手に入る時代ですが、やっぱり活字になったものは説得力がありますね。余談ですが、看護師がもっていたこの本を医師が見て、自分も欲しいと言ってきたので、後から少し追加しました。(急性期病院・事務部長)

✐毎日のように病院を訪問し、理事長・院長や、薬剤部長、事務部長などと面談していても、医療政策や医療制度の仕組みが理解できない場面が多かったが、大半はこの本に書いてあることだった。今は、営業車に本をずっと置いて、わからないことは面談後に索引から調べるようにしている。リーダークラスの部下にも進めている。(医薬品卸・管理職)

✐医療制度の講演会でとてもわかりやすい解説をする筆者の本であるため購入。難しい部分もあるが、2040年に向けた今の医療政策を俯瞰しつつ、流れを掴むには最適である。経営幹部には1冊ずつ配って読ませている。(医療法人急性期病院・理事長)

✐医療制度を専門に追っかけている部門の全員分の本を取り寄せ、オンラインミーテイング形式の研修を実施した。知っているようで知らないこともあった。資料の出典元をたどることで過去と現在を追跡できるため、重宝している。(製薬企業・本社)

✐現在の人口減少、高齢化の進行に従い、診療報酬や介護保険の改定などによる地域包括ケアシステムの構築への流れが政策として進んでいることとを理解できた。情報の入手方法も含めて当院の勉強会で使えると思う。(公立病院・副院長)