市川光太郎 編
ISBN 978-4-938866-36-5
A5判 283ページ
小児救急の現場の負担を減らしたい思いでまとめた本。これからの小児の急病では、多忙な小児科医に代わって、まずは家庭医が緊急度をトリアージ、救急病院への搬送の判断を示すとともに軽症ならばまずは家庭医での緊急処置を解説した。
小児救急医療現場にみる小児救急疾患と保護者の現状
育児中の親が子の傷病で不安に思うこと
1 痙攣・ひきつけ
2 意識障害
3 発熱
4 注意すべき発疹
5 頭痛
6 胸痛
7 咳嗽・呼吸困難
8 腹痛
9 嘔吐
10 下痢
11 便秘
12 突然の四肢痛(成長痛など)
13 鼻出血
14 なんとなく元気がない(Not Doing Well)
15 虐待の徴候
16 予防接種の副反応とその対応
17 アナフィラキシー
18 熱傷
19 外傷(切創,裂傷)
20 打撲
21 頭部打撲
22 溺水
23 呼吸器感染症
24 歯の損傷
25 中毒
26 誤飲
27 熱中症
28 咬傷・虫刺傷
29 肘内障
30 注意すべき風邪の症候
31 インフルエンザ
32 喘息発作
33 クループ症候群
34 救急における子どもの診察の基本
35 小児の診療の手順
36 小児への薬物投与の考え方
37 小児を診るために最低限用意するとよい機器や薬剤
38 心肺蘇生
39 注射
40 ルート確保
41 浣腸
42 リスクのある患児をもつ親へのアドバイス