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書籍詳細

うつ病患者と家族の支援ガイド-精神科医の診療最前線

表紙

うつ病患者と家族の支援ガイド-精神科医の診療最前線

大阪精神神経科診療所協会 うつ病診療研究グループ 編

定価:本体2,700円+税

ISBN 978-4-938866-07-5

B5判 141ページ

キーワード
患者支援
うつ病
プライマリ・ケア
抗うつ薬
診療所
自殺防止

本書の概要

うつ病診療と患者・家族のケアのための実践的ガイドブック

うつ病は、周囲から怠けていると思われたり、性格のせいにされることも多く、一般にきちんと理解されていない。そのため、十分な治療を受けずに悪化したり、こじらせたりするケースは非常に多い。うつ病を治すためには、患者本人はもちろん、家族の協力も不可欠である。とくに自殺防止のためには家族全員の連携が必要となってくる。しかし、その家族も苦しんでいる患者にどう対応してよいかわからず悩んでいる。本書は、患者と家族にうつ病を正しく理解してもらい、積極的に治療に参加してもらうためのさまざまな解説をまとめ、患者と家族をどう支援していくべきかをまとめたもの。

内容

《うつ病を理解するために》

・うつ病と診断するにはどのようなことに気をつけるとよいか

・うつ病の症状にはどんな特徴があるのか

・うつ病とまぎらわしい慢性疲労症候群とは

・うつ病になりやすい人がいるのかと聞かれたら

・うつ病になぜなったのかと聞かれたら

・うつ病になるきっかけがあるのか

・子どものうつ病は大人のうつ病とどう違うのか

・マタニティーブルーとは,産後うつ病とは

・高齢者のうつ病にはどんな特徴があるのか

・治りにくいうつ病があるのか

《診療にあたって》

・治るのかと聞かれたらどう説明するとよいか

・患者が受診を拒むときは

・うつ病の経過をどう説明するとよいか

・どのくらいの期間で治るのかと聞かれたときは

・家族へは最初にどのように説明するとよいか

・これからの治療についてどう説明するとよいか

・再発を防ぐにはどうしてもらうとよいか

・うつ病は遺伝するのかと聞かれたら

・家族をどう支えるとよいか

《治療にあたって》

・薬で治るのかと聞かれたら

・薬物治療の必要性をどう説明するとよいか

・どのように薬物療法を進めていけばよいのか

・抗うつ薬の副作用の説明とその対策をどのようにすればよいか

・抗うつ薬服用中に他の薬剤を併用してもよいのか

・薬物療法をいつまで続けるとよいのか

・服薬している患者から挙児希望の相談を受けたら

・認知療法とはどのようなものか

・うつ病から躁状態になることがあるのか

・精神科医に紹介したほうがよい場合とは

・一般医と精神科医とはいかに連携するとよいか

・入院を勧める場合とは

・自殺の前兆をみつけるには

・自殺を未然に防ぐために医療者はどうすればよいか

・単身生活の患者を支えていくには

《家族へのアドバイス》

・家族には患者にどのように接してもらうとよいか

・励ましてはいけない理由をどう説明するとよいか

・どのように療養したらよいかとたずねられたら

・睡眠障害にはどう対応してもらうとよいか

・自殺を未然に防ぐには家族にどうしてもらうとよいか

・配偶者が看病に疲れたと訴えたときは

・カウンセリングを受けたいといわれたら

・回復しかけているとき家族に注意してもらうことは

《社会復帰にあたって》

・職場の上司が直接訪ねてきたらどう対応するか

・職場の同僚や上司の理解や協力を得るにはどのように説明するとよいか

・職場にはどのような協力態勢を組んでもらうとよいか

・職場復帰の時期をどう見極めるとよいか

・職場復帰のとき患者にどうアドバイスするとよいか

・職場復帰のアドバイスをするために医療者が心得ておくことは

・復学のときどうアドバイスすればよいか

・診断書を作成するときに注意したいことは

《資料》

・患者と家族のためのうつ病に関する参考図書

・抗うつ薬一覧

・全国の精神神経科の診療所